トラックの中には「動く床」があるのを知っていますか?
スーパーの商品やECサイト(Amazonや楽天など)で届く荷物、私たちの生活を支えている物流の現場には、実はあまり知られていない「便利な仕組み」が存在します。
その1つが「ジョルダー」と呼ばれる装置です。
名前だけ聞いてもピンとこない人は多いかもしれませんが、実はとても大切な役割を果たしているものなんです。
この記事では、トラックの装備の1つである「ジョルダー」についてわかりやすく紹介します。
ジョルダーって何?ざっくり言うと「荷物が動くレール」

ジョルダーとは、トラックの荷台に備え付けられた細長く、小さなコマがのついたレールです。
荷物を載せる台(パレット)を前後へとスムーズに動かすために使用します。
イメージで言うと、大きな思い棚をフローリングの上で動かすには大きな力が必要になりますが、レールの上を滑らせれば簡単に動かすことができます。
あれをトラックの荷台で実現しているのが「ジョルダー」なのです。
普通のトラックとの違いは?

ジョルダーが付いていないトラックでは、数百kgもあるパレットを数人がかりで押したり引いたりしながら動かします。
ただ、狭い荷台でこれらを行うにはとても危険で、体への負担も大きな作業です。
また、フォークリフトといった荷役専用の重機を用いる方法もありますが、取り回しに必要なスペースがある程度必要となるなど、狭い敷地や施設内といった場所では難しくなります。
一方、ジョルダーを装備した車両ならば、コマの付いたレールを滑らせるだけで数百kgもある荷物を簡単に前後に動かすことが可能となるため、女性でも簡単に荷役作業を行うことができます。
実はとても貴重な車両

物流に関わっていないと少しわかり難いかもしれませんが、ジョルダーを装備したトラックは全国でも多くはありません。
導入には多大なコストや技術理解が必要で、扱いにも注意が必要な「特殊装備」だからです。
ただ、実際の現場では「この仕事したいなら最低限必要な装備」くらいの認識だったりします。
ジョルダーだけでなく通常には無い装備は全て「運転手の安全を守り、荷物をより丁寧に運ぶ」ためのもので、決して当たり前ではない大切な設備の1つなのです。
物流に関わらない人にも関係あるジョルダーの価値

ジョルダーは、運転手や作業員がただ楽をするための装置ではありません。
実は私たち一般の生活にも様々な形で貢献しています。
- 荷物の破損が減る → 商品の品質が安定する
- 積み下ろしの時間短縮 → 配送の遅れが起き難い
- 作業を安全に行える → 事故などによる物流ストップのリスクが減る
つまり「商品が確実に届く」という当たり前を陰ながら支えている装置の1つなのです。
当社が全台にジョルダーを装備している理由

当社では鳴門営業所と大津営業所の2拠点にてトラックを保有しており、鳴門営業所のウィング車両全てにジョルダーを装備しています。
これは「安全に確実に商品をお届けする」ことを第一とし、多くの取引先の要望にお応えできるようにしています。
物流は一般の方からは見え難い仕事です。
でも、見えないからこそ、装備や設備へのこだわりが他社には無い品質を作っていると私たちは考えています。
まとめ
この記事では、トラックの装備の1つである「ジョルダー」について紹介しました。
ジョルダーなどの特殊な装置などは、普段は目に触れることがない「裏方の装置」の1つです。
でも、その存在があるからこそ、毎日の買い物や通販の輸送、配送が成り立っているのです。
これからも、こうした現場の工夫や仕組みといった物流業界、運送業界のことをご紹介していきますので、
「物流ってこんなところにも気を配っているのか。」
「運送って以外と奥が深いんだな。」
と、少しでも身近に感じてもらえると励みになります。
それでは、またっ!


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